BLUE NIGHTER 6
要チェック!注目女子の内情!

 今期勝率は自己最高の6.94(10月5日現在)をマークしており、自身初の7点超えが現実味を帯びてきている。好調の要因は予選道中の大敗、取りこぼしが少なくなったことだろう。PG1レディースチャンピオン、PG1ヤングダービー以外は全て予選を突破しており、安定した航跡を描き続けている。
 ここ一番での爆発力は男女混合戦においても健在で、6月平和島では井口佳典をはじめとした一流選手を相手に5コースからトップスタートのまくり差しを決めて優勝。そして8月まるがめの里帰り戦では、片岡雅裕、中村晃朋らを相手に逃げ切り、念願の地元初優勝を飾った。地元戦2連勝と勝率7点超えに向けて、今節も堂々の走りを魅せる。

 5月若松の女子戦でフライング、その直後に開催されたG3ウエスタンヤングで勝率を大きく下げた。30日のF休みを消化して実戦に復帰したのは8月丸亀で開催されたG1レディースチャンピオンだった。スタートを決めたものの、モーターが仕上がらず未勝利に終わった。全速でスタートを決められないこともあって惜敗が続く。3期連続でA2級をキープしていたが、今期の勝率は5.50を切り、A2級のボーダー上にいる。どこまでスタートで勝負できるか。
 デビュー期に驚異のスタートを決めていた選手であり、スタート事故禍から抜け出し地力をつけてきた。まずA2級キープ、その先にA1級が見えてくる。期末勝負を成功させるには、スタート勝負をするしかない。

©BOAT RACE MARUGAME All rights reserved.