BLUE NIGHTER 6
[企画] 好モーターピックアップ
まもなく使い納めとなるまるがめ現行モーターの中から、記者厳選の好モーター4基をピックアップ!
機歴グラフと記者解説で好モーターをしっかりと押さえておきましょう!
※成績集計期間:2021/11/27~2022/10/20
  • 伸び
  • 出足
  • 回り足
勝率 2連率 3連率 出走 優出 優勝
5.84 43.68 60.00 190 3 0

 G1レディースチャンピオンでは鎌倉涼が使用して準優まで進出するも、本人のコメントは「いたって普通」とパワーを強調できる状態ではなかった。
 しかし、このモーターは伏兵が乗ったときに妙味がある。10月戦の間嶋仁志は予選で4連勝、2日目に6コースから前付けして2着に食い込んだレースは、3連単で28,430円、4日目は32,300円と高配当に貢献している。6月のオールレディースで佐々木裕美が5コースからまくり差して60,780円、7月戦の麻生慎介は5コースからまくって26,140円、9月戦の浜本裕己は4コースからまくり差しで11,840円を叩き出している。追い続ける価値のあるモーターである。

  • 伸び
  • 出足
  • 回り足
勝率 2連率 3連率 出走 優出 優勝
5.91 43.20 59.22 206 5 3

 7月戦で湯川浩司が展示1番時計を連発して優勝した。強烈な伸びをアピールしていたが、次節にはプロペラ巧者の村田修次が出足、伸びのバランスを取る実戦型へとシフトチェンジ。8月のレディースチャンピオンでは香川素子にG1初優勝をプレゼントした。「序盤からモーターが仕上がっていた。スタートしてからの伸びも悪くない」とコメントしていた。
 伸びを活かしたレースをしたのが10月戦の永嶋祐一だ。初日にチルト2度、3日目にはチルト3度に挑戦した。チルト3度に跳ね上げたときは、6コースからのスタートでコンマ68と大きく立ち遅れ出番がなかったが、チルト0.5度にしてからはスタートも決まり出した。扱いに難はあれど、ダッシュ戦でも活躍を期待できるモーターだ。

  • 伸び
  • 出足
  • 回り足
勝率 2連率 3連率 出走 優出 優勝
6.24 44.50 65.50 200 7 0

 10月戦で石田政吾が優出2着の成績を残した実戦向きのモーターだ。レディースチャンピオンでは地元の平山智加が乗り、「良いモーターを引いたので、しっかり合わせていきたい」と序盤戦から手応えを感じていた。優勝戦は「一つでも内側に入りたい」とのコメントどおりに前付けを敢行して2着。
 このモーターがすばらしいのは、A2級やB1級が乗ったときに勝率アップに貢献することだ。回り足が強く、大敗することがない。最近3カ月で7節走って6着大敗したのは、9月戦で下河雅史が6コースから6着になった1回のみ。道中接戦になればなるほど力を発揮する。

  • 伸び
  • 出足
  • 回り足
勝率 2連率 3連率 出走 優出 優勝
6.04 46.08 61.27 204 7 2

 スーパーマシンが出てこなかった現モーターの中で、初使用から2連率46.1%とベスト3入りを果たしている。優出7回は1位タイの成績だが、安定して好成績を残している要因は、モーター調整の優れた選手に当たったことが大きい。10月戦では、気温の変化によるプロペラの回転数を敏感に感じ取る北川幸典が乗って上位級に仕上げていた。優出こそ出来なかったものの、最終日を2連勝でまとめた。
 8月戦では仲口博崇がイン速攻で優勝、9月戦は作間章が6コースからまくり差しを決めて1着を取るなど、仕上がればどのコースからでも1着が取れる万能型モーターである。

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