BLUE NIGHTER 6
勝利の女神が微笑む買い方
昨今の女子戦バブルはとどまることを知らず、今年も好調な売上となっている。
では、ファンとしてはどう買えば『もうかる』のか?
過去1年の女子戦のデータと記者による実践ポイントを絡めて、「勝利の女神が微笑む」買い方を伝授!

 女子の舟券を買う時、2つの点に注目して購入する。
 1つ目は着順傾向だ。女子は着順傾向がはっきりしている選手が多い。東京のベテラン・渡辺千草を例に挙げると、レディースチャンピオン選出期間で1着19回、2着51回、3着が57回だ。1着19回のうち15回がインと2コースと、内寄り以外で1着の舟券は要らない。ただ、アウトでは2・3着の舟券が必要だ。3着で3連単4万円台と7万円台の高配当に絡んでおり、追い続ける価値は十分ある。
 SGやG1を走るトップクラスは自在派でないと通用しないが、A2級やB級には決まった着順傾向を持つ選手が何人もいる。そういった選手を把握して狙い撃ちしていけば、的中率は上がる。
 もう一つは、若手の周回展示をチェックすることだ。小回りで凌ぐベテランを、スピードで攻める若手が沈めるレースが増えてきた。怖々とターンしていた若手が、スピードに慣れて勝率を急に上げる時期がある。周回展示でスピードをつけて回れるようになった選手は、すぐに3着に絡むようになる。2着なら高配当間違いなしだ。
 反対に、周回展示でレバーを落としすぎる選手やターンマークを外す選手は買ってはいけない。本番でもスピードを出せず、着外に沈むケースが多い。

 ターンスピードのある若手で成功した例だ。6月のG3丸亀オールレディースの4日目第7レース。4号艇はA1級の田口節子、6号艇にB2級の若手・谷口佳蓮がいた。人気はもちろん田口だ。今節伸び型仕上げの当たっている田口は、カドからまくりに出るはず。内艇が潰された時、谷口が田口についていけるかどうか。
 谷口は舟券に絡む回数が増えてきた若手で、周回展示でもスピードの乗ったターンをしている。ついていけると読んで2、3着で受けた結果、④⑤⑥で11,920円の万舟券を当てることができた。

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